教室に戻って見ると次の遊びはダーツだった

今D組で流行っているみたいで一人ずつ投げている…

俺的考えだけどあれダーツマシンだよな…

あんなの誰が持ってきたんだよ…

高いだろあれ。

「あー!オカエリ」

「一緒にダーツやんね?」

川田が笑いながら手を振って、桜庭が手招きしながらダーツに誘ってきた

その前では隼人がダーツの矢を一本差し出していて、完全に目で「やってよ」って言っている。

その隣の隣で武田が微笑みながら見ている

やるか・・と言う気持になった…

武田の笑みと隼人の目には弱いのかもしれない俺…

「わかった…」

仕方なしに土屋から矢を受け取り、投げる体制になる。

さっきまで後ろでプロレスやらなにら好きかってやってた奴らまで静まってしまった…

これは・・・

「やりにくいんだけど」

「気にしなーい気にしなーい」

横から聞こえてくる小島の声…

更にやりにくいんだけど…

は特別ルールな俺より上手かったらマック奢るわ」

「んじゃ俺も」

「俺もな」

「おーれも!」

再度騒いできた教室内の雰囲気で俺はやりやすくなって

腕のスナップを利かせて、冷静に勢いをつけて放った。

そしたら

「うっそ…ど真ん中」

「すげぇ」

「え…!何で出きんの」

「何で…って言われても」

「隼人より凄いじゃん!」

口々に騒ぎ出す3Dの連中に圧倒されつつ俺は照れ笑いした。

別に凄くはないと思うが・・・全員の盛り上がりようが異様だったから

はダーツやっても様になるねぇ」

「俺もそう思う!」

「確になぁ 。となら俺も負けるわ」

「隼人…」

足を組んで俺を見上げている隼人に凄く照れた

また一つ認められた気がしたから。

「っんにしてもまた隼人の一人勝ちかかよ」

「今度こそ」

「もうやめとけば土屋君」

「でも隼人の一人勝ちにさせてたまっかよ」

「そーそ一人勝ちはすりぃよなぁ」

「でもちょっと微妙だよな」

「「「「「「うん」」」」」」

「なんで」

一人だけ聞こえる高い声に頷いてから気づく

山口が一緒になって頷いていた

かなり皆が驚いている。

勿論おれも驚いている

ダーツ上手いんだなぁ」

「あ…ありがとうこざいます」

可愛いー」

「は?」

「照れてるー」

「武田・・・・」

上目使いで見ないで欲しい・・・武田。

俺は眼鏡を上げながら下を向いた

「ちょっと聞きたい事があってさ・・」

「だからってそんなとこにいんじゃねーよ」

「小田切君の事なんだけどさ」

小田切・・・?

「竜の何がききてぇんだだ」

「矢吹君との喧嘩が原因で学校に来なくなったって聞いたんだけど

なんで彼だけこんな処分になるの?」

・・・隼人と?

「別に関係ねぇだろ」

「君との喧嘩が原因なら気にならない?」

「別に」

「別にってことはないでしょ」

「いや、竜の親と理事長の間で話しついてんだからそれでいいじゃん?」

「心配じゃないのか。同じクラスになった仲間だろ」

「仲間・・」

「あぁ・・そうだろ」

「たまたま同じクラスになっただけで仲間とか言われてもね」

「でもそれが縁ってもんだろ・・その縁を大事にしようとかおもわねぇのか?」

「あいつは仲間じゃねぇんだよ」

「え?」

「仲間なんかじゃねぇよ」

どういう事だろうか・・・隼人との喧嘩が原因って・・

そんなこと思っているうちに隼人は机を蹴って出て行ってしまった

土屋・日向・武田はそれを追いかける

俺も体が動いていた。

別に知りたいなんてこれっぽっちも思わない。

けど、それは単に頭で考えていた事で

実際は知りたかったのかもしれない

「隼人!!」

は今の忘れろよ」

「え・・・」

「お前には関係ない」

何処か拒絶の目をしていた

そんな目をされたら聞きたくても聞くことなんか、少ない時間しか居ない俺には出来ない

この時、武田が俺たちを見ていたことさえ気付かないほど俺には余裕がなかった

「遊びにいこーぜ!!」

土屋が声を上げて雰囲気を一転させた。

本当は納得なんていってなかった

でも、俺には意見を言う資格なんて持ち合わせていなかった

「おう!も来んだろ?」

「は?」

「はい。決定ー!何処行くか!!」

「俺ビリヤードしたーい!」

「うっし。じゃぁタケの意見で決まりな」

「やった!」

よくわからないけど遊びに行くらしい。

軽くまた眩暈がしそうになった


 

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---あとがき--------
はぁい・・・(凹み中)
なんちゅう駄文だ!!!(書いたのお前)
何気に色々な生徒出演中(笑)
個人的に小島君好きです!!帽子帽子vvv
川田君も好き・・・・可愛いの好きなのか!?自分(しらねぇよ)


何か訳分からないあとがきですみませんでした・・・
此処までお読みいただいて有難う御座いましたvv