「いーち。この世にトマトは必要ない!」
「そーだ、そーだ」
「にー。この世にトマトという物体があるのが悪ーい」
「もっと言っちゃてー」
「さーん。トマトは我々にとって有害物質であーる」
「キャーステキ!!」
「すなわち!!我々トマト反対委員会は断固としてトマトを抹消しない限り戦うことを誓ーう!!」
「イエッサー!」
「・・・・あほ言ってろ・・」
「あ!!一馬!そういうこと言うとお前トマト反対委員会に入れてやんねぇかんな!」
「いいよ、別に」
「何言ってんだよ!トマト撲滅委員会に入れることが、どれくらい名誉なことなのか分かってないぜ、一馬!」
「の言うと通り(撲滅?)」
「いや、俺はトマト嫌いじゃいし・・(撲滅って・・・・)」
「何だってー!!結人隊長!此処に反逆者が」
「なにぃー!!かじゅまのくせに生意気な!!」
「な!!俺関係ねーだろー!ってかかじゅま言うな!!」
『よりそいトマト』
先程から永遠この会話
正直よく飽きないねっと同じ部屋に居るのに1人別の空間で我関せずな顔をしている郭。
これといって約束があったから集まっている訳じゃないが、集まってしまうこのメンバー
ロッサで同じチームメイトであるを足して最近ずっと遊んでいる
気さくなこいつはすぐノリに乗ってしまう
好奇心旺盛で我先にと飛び込むタイプ
まぁ。結人と似たようなタイプと言ったらそうかもしれない
要するにうるさい・・・とでも片付けておこう
「トマートは、なっくってっもいいんだぜ〜」
騒がしさがだんだんとエスカレートしてきた
だいたい、トマトそこまで嫌いじゃないでしょ・・・
きっとノリだからと思うけど、あとで一馬の家の夕飯にトマト出た時の
見て結人が泣くのが目に見えるね
あ。なんで夕飯知ってるかは企業秘密。
「一馬ー!!」
一階から一馬母が呼んでいる
夕飯を手伝えっと呼んでるのだろう
毎回のことだから最近は言われなくても夕飯を食べる仲。
「分かったー」
一馬が大声で返事をして立ち上がると二人はつまらなそうな顔をする
はいいけど、結人・・・本気でストライキやってたでしょ?
すぐに別のことをしだした二人に切り替えが早い二人だと思う
トマト騒動(攻撃?)でぐったりの一馬に少しの同情をしながら自分も立ち上がる
「何だよ英士もいくのかぁ?」
「仕方ないでしょ。ごちそうになるんだから」
「そうだよなー!!さっすが英士!いってらっしゃい」
にこやかに自分はめんどくさいから行かないオーラ(長い)
を出しているこいつに一瞬殺意が芽生えた
「「いってらっしゃーい」」
何なんだろうね、この二人は・・・・
「何ってと結人だろ?」
「分かってるよ。何当たり前のこといってんの?」
「あ・・・あぁ」
一馬って本当に馬鹿だね・・・
これは心の中に留めておこう
何故って一馬も怒ると非常にうるさいから
「なぁ英士」
「何」
「あの二人って似てない?」
「今更でしょ」
「だよな・・・」
皿を洗うのに何故水なのだろうか・・・
今は冬の寒い時期なのに。
まぁ一馬の家だから別にいいけど。
どうでもいい事を考えながら隣の一馬を見ると
一馬は考えるようにして上の方、二階を見ていた
手伝いを終えて二階に戻ってくると、
部屋の中は暖かいをこして暑かった。そう猛暑の如く
「なんだよ!この部屋!!」
「ストーブでしょ」
「喚起しろよー!!!!」
一馬が叫んで猛スピードで窓を開けに行った
二人は・・・・・あぁいた・・・
「!!ゆー・・・・と?」
俺たちが見たのは、きっと暑さのせいで顔が真っ赤になって寄り添いながら寝ている二人の姿
いつの間に寝たんだろうね・・・
「やっぱり似てるよなぁ」
一馬も怒る気が失せた様で溜息付きながら二人をみている
「今更でしょ」
「ああ・・」
本当に二人は似てると思う。顔じゃなくて何処か何かが。
寝ている時は本当に静かでいつもの二人には見えない
つついて割ってベチャベチャになったら厄介だろうなぁっと
二人の真っ赤な顔を見ながら同時に思った。
-----あとがき-----
終わり方これでいいのでしょうか???(聞くなー!!)
まぁ友情物で一つ。
意外と書いていて楽しい三人組
こういう友情が姫月は大好きです!!
此処までお読み頂きまことにありがとう御座いました!!