背中、広い背中。温かい背中。

貴方の色々な背中







背中に寄りかかる












「ねぇ克朗ー…ひまぁ」

「俺は暇じゃないが・・」

「私のこと…嫌い?」

そう言うと克朗は読んでいた本をぱたり閉じた

こういうとこ私はずるいなっと思う。

「で、なにするんだ?」

振り向いて問掛ける彼に少しの後悔をした

「ごめん…いいよ本読んでて」

「・・・わかった・・」

私はいろいろと卑怯だと思う。暇なこの時間も嫌いだし、かと言って克朗の貴重な時間を

わがままで無駄にするのも嫌だから。



私は彼の背中に寄りかかる。

広くて優しい背中は私には安心するから。

けっしてお父さんとは違う背中。

家族の愛と恋愛の愛が違うから。

?どうしたんだ?」

「いいの・・このままでいて」

克朗は私のわがままに苦笑しながら頭を撫でた。

大きな背中に寄りかかり貴方の優しさを感じるのが今一番の幸せ



「なぁに??」




ちゅ





「ふぇ??」

「遊ぼうか」

「え?」

その克郎の笑顔に冷や汗がでた。

きっとずるい私へのお仕置きっという意味かもしれない

この後に何があったかは、ご想像にお任せいたしましょう。



















------あとがき----
お粗末・・・・
まぁ・・・短〜・・・。
本当は尾形キャプテンネタだったのですが、急遽渋沢キャプに変更しました〜(苦笑 )