今日は貴方と居られる幸せの日

ずっとこの時間願ってた。

大好きだよ。一番大好き!!!













手を繋いで微笑んで












朝起きて横を見ると、愛する君はいなかった。


昨日の試合の疲れもあり、目は完全には開かない





コトコトコト・・・・トントントン


寝室の隣。台所の方から心地のよい音がした


それは僕にとっては幸せな音やった



「起きた?」


「ごめんなぁ・・寝すぎた・・」


「いいよ気にしないで。昨日はお疲れ様」


そういって微笑んで行ってしまう


台所で作業してるちゃんの後ろ姿は可愛ええ。


むっちゃカワイイやん。


抱きしめに行ったろかな。



〜」


「ぅわっ!!!」


ちょ…そんなにびっくりせんでもエエやん。


ヘコんでまうやんか〜・・・・。


「あっぶないなーノリック」


そう言って振り返ったちゃんの手には包丁。エプロン姿に包丁・・・


――――――めっちゃホラー・・・

ちゃうわ!・・・何考えてるんやろ自分・・・

「うっわ、ほんまごめん・・」


「いいよ。大丈夫」


あかん・・・ほんまにかわエエわ・・・


ほんま今日休みでよかったぁ・・・・


「どうしたのー?」


「好きやぁ」


「ノリック・・・?」


どう表現すればエエんかな、今の心境。

嬉しいんや、一緒に居られることが……。


「世界で一番好きやで」


「はいはい」


「もちろんこの子もな」


そう言いながらちゃんのお腹を触る


むっちゃ嬉しくて顔がにやける


ちゃんのお腹ん中には僕とちゃんの愛の結晶がおる


どんな子やろか・・・ちゃんに似てカワエエ女の子でもええなぁ


あ・・あかん。嫁に出したない・・・


そやったら男の子やな僕に似てカッコええ男!!


あ・・あかん。おっきくなって生意気になったら嫌や。


つーか、そんでちゃん取られたら・・・嫌や。もっと嫌や


どないしよ!!!!!


「・・・ク・・・ノリ・・・・・・・・ノリック!!!」


「はいな!?」


「どうしたの?」


「え?あー・・・何でもないねん。お!動いた〜」


「そう?」


「気にせんでええよ」


「うん・・・・」


不安にさせてしもーた・・・不覚や。


でもエエなぁこんなに美人な奥さんがいて幸せな家庭像や〜


絶対幸せにさしたるからなちゃん


















「ノリック!ノリック!」


パタパタとスリッパを鳴らしながらリビングのに入ってきたちゃんが、テレビをみとった僕のところにくる


なんか新婚って感じやねぇ・・・


「ちょぉ待って!走ったらあぶないやろ!!」


「あ・・・・・ごめんなさい」


「どないしたん?」


「あのね買い物に行きたいの・・・」


「そか。なら車出そか〜」


「あ!違うの!!」


ソファから腰を上げて出て行こうとした僕にちゃんは慌てて止める


だから危ないから走るな言うとんのに・・・


ちゃんは顔を真っ赤にしながら、しどろもどろで言葉繋げていった


「あのね・・あのね・・だから・・・その車じゃなくて・・・」


「なに?」


「あ、歩いて行きたいの!!」


「歩いて?大丈夫なん!?」


「お医者様は少しくらいの運動は必要だって」


「さよか・・・・なら・・・歩いていこか!」


「うん!!」


ほんまに嬉しそうな顔して・・・・


ちゃんと結婚できて、ほんまに僕は幸せもんやと思った


玄関を出て、鍵を閉めとった僕をちゃんは待っとって、


にこにこしながらこっちを見ていたから、僕も微笑み返す


「行こ!!」


ちゃんが僕の手を取って歩き出す


二人の体温が合わさって幸せな気分になった






君といられる時間が僕には何よりも幸せなんやで・・・ちゃん










---あとがき----

新婚は〜甘い〜そして意味不明〜


思ったんですけど・・・ノリックってこんなアホキャラだっけ・・・寧ろシゲでもいいような・・・・・・

あ!なんでノリックか!!それはねノリックを書いてないからです(爆)


すみません;;こんな駄文で・・・・・