朝日のまぶしさで目を覚ますと


隣の貴方はまだ眠っていて


しばらく無言で見つめた後


起こしてしまわないように起き上がって


そっと布団の端に座って小さく小さく微笑む。









『じゃれあいキス』













恋人のはすらっと伸びた長い足は、俺を狂わせるアイテム。


ぱっちりした大きな目は、俺を困らせる宝石。


白い透き通るようなては、俺を惑わす武器


綺麗な言葉を紡いでいくその唇は・・・・・































俺を誘う、最強にして最後の砦。











「起きた?」


・・・」


「珍しいねぇ私よりも遅く起きるなんて」


「そうだね」


「はい」


上からにこりと微笑む綺麗な笑顔。実はこの位置は絶景のポジション


珈琲の独特の良い香りがする。


同時に、甘いお菓子みたいな香水の匂いもして、ちょっとだけドキッとする。


これは愛用の香水だと直ぐ分かる


「持ってきてくれたんだんだ。ありがと」


「いーえー」


起き上がってカップを貰うと、はエプロンをしていた


扉の向こうから良いにおいがしているから朝食の準備だろう


「ご飯食べる?」


「もう少ししたらね」


「低血圧?」


「まぁね」


「そっか」


朝日が窓際から差して心地のよい空間を作り出している


日の光で彼女の髪か輝く。


その姿がいつも見てるのとは違くてドキドキする





「何?」



















ちゅ












触れるだけの簡単なキス。



目を見開いて驚いている君にもう一度頬にキス


「どうしたの?」


「いいでしょ、たまには」


「もぅ」


クスクス笑って俺のキスにくすぐったそうにしている


最初は唇に次は頬に・・・次々と自分の物のようにキスをする


瞼・・っと終わって彼女の目が開く


お互いに、見つめあってクスリと一つ笑う


俺の手を絡めて、君に体温をゆっくりと包み込むようにして移してあげるよ


そして最後は難関の君の唇にキスをする






------あとがき-----

英士・・・・さんですよね?(聞くなよ)

あ。設定的には結婚後、新婚生活です